●仕口・・・2つ以上の部材を直角またはある角度をもって接合する方法、またはその接合個所。
●継手・・・材を長手方向に継ぐ接合方法、または継いだ箇所。「接手」とも書く。
木造軸組構法はその名の通り軸を組むので、当然いろいろな接合箇所が出てきます。その一部が仕口・継手です。
建物は普段からいろいろな力に耐えています。例えば、風や地震など・・・。
それらの力は梁・柱などから基礎に伝わっていくわけですが、その通り道・交差点が継手・仕口(接合部)になります。
どんなに大きくて立派な木材を使っても、力がうまく伝わらないと建物は崩壊してしまいます。つまり接合部の耐力性能が、そのまま建物全体の耐力性能につながるわけです。最終的に見えなくなってしまう部分であるため、しっかりとしたチェックが必要です。
継手・仕口の種類は様々。匠の技の見せ所!構造見学会での見所の一つですのでお見逃しなく