木には心材(しんざい)と辺材(へんざい)と呼ばれる部分があります。
●心材は樹心近くの色の濃い部分のこと。赤身ともいいます。
木の生命活動を終えた部分で、堅い組織です。
腐れやシロアリに強く良質な部分とされています。
●一方、辺材は心材の外周部分の樹皮に近い部分のことをいい、心材にくらべて色合いが明るく淡いため、白太(しらた)ともよばれます。
木の生命活動が活発な部分で含水率の高い柔らかい部分です。
心材と辺材は性質の違いから心材は構造材に辺材は下地材や造作材になるように製材されます。
同じ一本の木でも性質も色身もちがってきます。
木が一生懸命育ってきた証拠です。
2008年03月05日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/30513079
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/30513079
この記事へのトラックバック